【実績紹介】「K.S.君の場合」(調布ゼミ)
別の生徒さんのかかっている精神科の先生からのご依頼でした。心の病気もあり、長く学校に行けていなかったのですが、状態が良くなり、学校に行け出した高校2年生の時に家庭教師で入りました。
ずっと学校に行けなかったので、語彙、知識が年相応に備わっていず、学力も小学生程度にとどまっていました。まずは高校を卒業する必要があり、通信制だったため、レポートの提出をサポートしました。
自宅の外に出て活動したいという希望もあり、途中からは通塾に変えて指導しました。レポートで扱うのは数学では微積分まであり、かなり高度な内容もありましたが、学校で授業を受けていないということで、問題が解ける解けないということではなく、未知の学問の分野を楽しんでもらうことを心がけました。
大学を受験するにあたり、本人が学んでみたいことがIT分野とお聞きし、それが学べて、かつ学科での受験は困難と判断し、評定が関係しない総合型選抜を探し、近隣にある大学の経営学部を総合型選抜で受験。模擬授業があり、そこでのレクチャーの内容から小論文を書いて提出、無事合格しました。
彼の場合、幼少期に受けるべき教育の機会が得られなかったため、通常の、勉強をして成績を上げるという指導は難しいと判断しました。新しいことを興味を持って学べるように工夫して、認知量を上げることを目標にしました。」
・合格校:通信制の高校 → 高千穂大学経営学部
役に立つ勉強方法:
コミュニケーションを多くとり、新しい刺激をなるべく与えることで、認知の遅れを回復させる。
YouTube動画はこちら →https://youtu.be/s4BQ4j6TbLA?si=d_EkKMGUCctnwwtx