【実績紹介】「R.K.君の場合」(調布ゼミ)
すでに大手中学受験の塾で受験勉強が始まっていた小学6年時に塾のフォローで家庭教師に入りました。早くから塾で対策をしていたようでしたが、煮詰まっている様でした。特に国語の設問に対しどう解答すればよいのかが分からないようでした。
国語以外の科目は答えがはっきりしているのに、国語は文章は読むには読めるのですが、設問がどんなことを聞いているのか、そしてどう答えるものなのかがつかめていなかったようです。設問の意図を分かり易く翻訳して口頭で与え、口頭で答えてもらい、それを書き落としてもらい、書き方を修正する、という流れで学習を進めました。
国語が点数が取れるようになると、自信がついてエネルギーが出たようで、他の科目も一挙に回復し、点数が取れるようになりました。勢いがすごかったのでむしろ家庭教師の時間はほっとできるようにスタンスを変えました。模試で全国〇位で載るほどで、もちろん第一志望の中学に合格、その他も全勝でした。
入学後もそのままフォローを続けましたが、学校の学習内容がとても高度で、だんだんついていけなくなってきました。入学当初はトップクラスでの入学でしたが、どんどん成績が下がっていき、元気もなくなっていきました。横についていて、「勉強疲れ」していたように感じます。セーブしながら進めましたが、机に向かうこともできなくなり、その時点で終了しました。
中学受験で第一志望に合格して、そのあとついていけずに疲れてしまって進路変更、というケースはとても多く経験しました。生徒のキャパシティーをよく観察しながら伴走すること、また成績第一主義に陥らないことが大切です
・合格校:早稲田中
役に立つ勉強方法:国語の設問にどう答えればよいかわからない場合は、設問を分かり易く口頭で翻訳し、口頭で答えてもらい、それを書き落としてもらってから、書き方を洗練させていく、という流れがお勧めです。
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