時間:10分
得点配分:計50点
設問形式(2022年度):
Ⅰ 指示代名詞の中身、選択肢5つ。
Ⅱ 下線部の内容解釈を問う、選択肢5つ。
Ⅲ 白文の下線部の書き下しを選ぶ、選択肢5つ。
Ⅳ 下線部の内容解釈を問う、選択肢5つ。
Ⅴ 詩の下線部の言い換え、記述。
傾向:若干変更
・今まで(2020年)は、白文の下線部に返り点をうつ問題が出されていましたが、2021年度からなくなり代わりに詩の一部に下線が引かれ内容を問う問題になりました。
・漢字の読みを聞いてくるような問題は毎年出されていません。
・文章の内容も難しいものは少ないです。
方法:
・登場人物にはマーク。この学部だけではなく、受験漢文自体そうですが、1回目に出てくる名前が、2回目になるとその省略が出てきます。動詞とも取れるような省略だと紛らわしいのでマークして出てきたらすぐ気がつけるようにしましょう。
・選択肢を切るときは、必ず明確な根拠を。文内容も他学部に比べ理解しやすいです。内容理解を問う問題はないですが、下線部の内容理解を問う問題が文全体の内容を分かっていないと解けなくなっています。文脈を大切にしましょう。
・詩に関する知識をつける。最近では、詩が問題になる流れが来ていると考えられます。今まで出たとしても、下線部の言い換えを抜き出す様な問題だけでしたが、他学部(文学部など)のように空欄補充問題を出す可能性もあるので注意しましょう。
「他言無用の最終兵器」:
基本的な句形を覚える
(理由)傾向でも言いましたが、返り点をうつような問題はなくなりましたが、漢文を正確に、そして効率的に解くには選択肢を切るための知識が必要となります。また、現代文はもちろん、古文と比べても、どうしても知識勝負となるような問題が出やすいです。そのためにも基本的句形は必ず覚えましょう。覚えられない句形は例文暗記をして無理やり覚えてしまいましょう。