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SMK「方法」toolのご紹介!「ADHD⑥ 読み飛ばしがある」

ADHD⑥7 リーディングスリット


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tool通しNo. : ADHD⑥7
tool名 :リーディングスリット
該当の「方法」:※
toolの場所 : BOX2
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●読み飛ばしがある●


音韻認識の弱さや、言葉のまとまりの把握
視空間的な認知の弱さなどLDからくるものも多いですが
ADHDの「不注意」の特性や、選択的な注視力が弱いことも
原因だったりします。


ADHDの特性に、「不注意」があります。
気が散りやすいので、忘れ物や無くし物が多く
整理整頓が苦手です。


集中力が持続しないため
提出物があることが告げられていても
耳に入っていないかもしれません。


女性のADHDにこの傾向が強い人が多く
大人になってもこの傾向は持続することが多いです。

 

ー支援の方法ー

・教師が先行して範読して、そのあとを生徒が追いかける。

・ペアになって、句読点のところまで来たら「うん」と相槌を打ってあげる。

・文をまとまりに分割する。(スラッシュや丸で囲んだりする。)

・リーディングスリットを作る。

・助詞のところだけいつも強く読んでもらう。

・単語見つけゲーム

 

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リーディングスリットとは?

厚紙や、使わない薄い下敷きなどをくりぬいて
一行分だけ見えるようにして
残りの部分が隠れるようにしたものです。

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生徒さんには、読むところを指でなぞりながら
読んでもらうと良いでしょう。


「○○は(・)」「○○を(・)」「○○へ(・)」「○○に(・)」
を強く読んでもらいます。


読み飛ばしたら、注意ではなく、講師が読み直します。
そのあと、読み飛ばした個所について
「これって何だろう?」と、おしゃべりしてみましょう。


どんなことが書いてあったか、一緒に話し合ってみると
良いですね。