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SMK「方法」toolのご紹介! 「学習障害があると言われている 国語① ひらがなが上手に読めない」

      LD国①5  タブレット

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tool通しNo: LD国①5
該当の「方法」:講師のサポート1⃣
tool名: タブレット 
toolの場所:toolコーナー
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●ひらがなが上手に読めない●


言語は初めに音声で習得されます。
音と、それに対応する意味内容が結びついて記憶に保持されます。

この際大切な能力が音韻認識の能力で、
一つ一つのその言語の音を区別して認識する能力です。


その後、音に文字が対応していることを認識し始め、
文字に音声を対応させて読みそれが指している対象の意味内容を
長期記憶から想起できるようになります。


音がたくさんある長い言葉は、
それをワーキングメモリに保持しておくのに負荷がかかるため
人により覚えにくかったりします。

→日常生活で文字に触れて自然と覚えていくと思いますが、小学校に入って、
国語の教科書の音読などでうまく読めないこともあると思います。


あまり焦る必要はないと思いますが、うまく読めない言葉は、
ひとつの音ではなくて、ひとまとまりの単語ごとに、
現物や、タブレットを使用してインターネットからの写真や絵でイメージを与えながら、
文字と音とをセットで導入しましょう。


新しい単元の音読の前に、一緒に予習しておくと良いでしょう。



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「方法」


〇講師のサポート1⃣

知らない言葉はイメージを提示しましょう。


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特殊音節、特に拗音は単独で1つの音韻(1拍)を作らず、
また促音は逆に単独sい1拍になるので、認識するのが難しかったりします。

長音は1拍ですが、その前の音韻の母音と同じ音であるために
区別して認識するのが難しかったります。

→拗音、促音、長音が音と拍として認識できて、表記方法が理解できるように、
イメージもしくはストーリーで提示する(いっぱくカード(SMK)参照)。



長い言葉は難しいので、分けられるところは分けて提示するようにしましょう。

SMKのいっぱくカードを使って、拍子をとりながら読んでもらうといいでしょう。




本日はSMK「方法」学習障害があるといわれている 国語①」のtoolのご紹介でした。
皆さんにも良いアイデアがありましたら是非教えてくださいね!



★☆お知らせ☆★

SMKでは昨年刊行された『方法別冊』の各項目を、
心理士の先生方にリライトいただき、
その内容をランディングページ(1枚物のWebサイト)として公開を始めています。
(合計80項目となる予定)

WISC結果をお持ちの方にインターネットで見つけていただくのが一番の目的ですが、
講師の皆さんにも、日頃の生徒さん対応や授業の進め方に役立つ内容になっていますので、
ぜひご一読ください。


◇ WISCの結果を持っている 方法①
全検査IQ(FSIQ)が弱点

http://smk-semi.jp/wisc1.html


◇ 学習障害(LD)がある(といわれている)生徒のための対策
国語 方法➀:ひらがなが上手に読めない

http://smk-semi.jp/LDkoku1.html